春の陽気が続き、雪もあらかた融けてしまった。結局今年は排雪が一度も行われることなく、隣の公園も子どもたちが遊べるほど雪が融けてしまっている。高圧洗浄機を引っ張りだし、カーポートの防雪ネットを洗浄して取り外す。太陽はそれほど照っていなかったが、風が強かったので、洗浄したネットはあっという間に乾いてしまっていた。
昨日、実家から使われなくなったFFストーブをもらってきたので、自宅のストーブと入れ替える作業を行う。新築時から使っていたFFストーブ、今まで何度か調子が悪くなり点検修理などを行ってもらったが、エラーが出て消火してしまう現象が何度か続いていた。FFストーブの買い替えの目安は10年ということらしく、15年ちかく酷使してきたので、役割は十分果たしたといえるかもしれない。実家のFFストーブは2017年製のもので、しかもここ2年はクーラーにお株を奪われまったく稼働していないので、実質6~7年しか使用していないと思われる。
AI(Gemini)を使って「ストーブの入れ替え方法」を聞いてみたところ、「交換時の注意点として、新設のストーブに付いている床暖機能をカットしないと、空焚きになりエラーがでる」と言う。「床暖機能をカットする方法」を尋ねると、「制御基盤のジャンパー線(細い針金)をニッパーなどでカットする必要がある」と言う。パネルを外して制御基板や回路図を写真で写して指示を仰ぐと、どのジャンパー線をカットすればよいのか、Geminiは正確に教えてくれる。「ジャンパー線は一度カットすると、元に戻すには半田付けが必要になる不可逆的な作業なので、確認してから行うように」と脅してくる。なんども確認し、Geminiも「配線図を詳しく確認し、(その線で)100%確定です」というので、時限爆弾を解除するそれの気持ちで、指定のジャンパー線をカットする。
煙突や灯油管の作業を終えて、いざ点火。が、しばらくすると、エラー音とともに「E-18」が表示される。なんどか繰り返すも現象は変わらず、再びGeminiに解決方法を尋ねる。「室温サーミスタの異常を示すエラーコードなので、制御基板のコネクタが抜けていないか確認せよ」と言う。なんどか確認するも状況は同じで、Geminiは「センサーの部品交換(数千円程度)が必要」と言ってきた。「先ほど、ジャンーパー線をカットしたことが原因ではないのか」と聞いてみると、Geminiは「結論から申し上げると、ジャンパー線のカット自体がエラーを直接引き起こす原因ではない」と言う。「もし、どうしてもエラーが消えない場合は、一度カットしたジャンパー線をつなぎ直した状態で電源を入れてみろ」とも言ってきた。言われた通り、アルミホイルでカットしたジャンパー線を仮に繋いで電源を入れると、見事に点火し、炎が揺らぎ始めた。
結論。「もっともらしい誤情報」を断定口調で言ってくるAIは、盲目的に信じるな。この後、切断したジャンパー線を半田でつなぎ直し、ストーブの交換工事はほぼ1日を費やして無事終了した。仕事でもAIを活用することが多くなったが、どこまで信用して委ねるべきか、学ぶことが多い一日となった。
いつもは音信不通のNaoから、「帰省してから友だちと遊びに行く予定」を送ってきた。登別や美瑛に行くという。楽しそうだ。