土曜日。Naoは地元サッカー協会が主催するフットサルの大会に参加。Makoは英語検定受検のため、ともに中学校へでかけていった。月曜日の猛吹雪によって、カーポートの軒先に雪が吹きだまっていたので、梯子でカーポートの屋根に登り、雪下ろしを行う。ここ数年は小雪で除雪機の出番も限られていたが、今年は活躍の機会が飛躍的に増えている。お昼前にMakoが戻ってきたが、すぐに英語教室にでかけていった。インフルエンザあけだが、忙しい週末である。
井上ひさしによる戯曲、「父と暮らせば」のお芝居を見るため、 昼前に相方と都心部にでかける。ラーメン店で昼食をとり、文学館で時間を潰し劇場へ。東京や札幌で活動を展開している劇団で、卓越した演技力が光っていた。小劇場ならではの空間が、幕があがると舞台は原爆投下後のヒロシマとなる。ほのぼのとした掛け合いの中、父の愛情と娘の罪悪感が交錯し、苦しく辛い現実が突きつけられる。「じぶんだけが幸せになっていいのだろうか」という娘の問いに、「おまえは私にいかされているんだ。むごい歴史を伝えていくのがお前の仕事だ」と答える父。その台詞が自分自身に突きつけられた。
夕方、家に戻ると、チビたちは戻っていた。Naoが「今日の夕食どうするの?この前、お母さんの誕生日だったのに、一般食しか食べてないから、今日はどこかに食べに行きたい」と訴えた。その「一般食」という言葉が面白く、何が特別食で何が一般食かが話し合われたが、Naoはが言うには、「煮物は一般食」ということだけは明らかになった。
「焼き肉が食べたい」とNaoが言うので、町外れにあるラーメン店兼焼き肉屋にいくが、暖簾が下がっておらず、出てきた店主が「今日は貸切り」と教えてくれた。繁華街に戻り、人気の焼き肉店もダメ、チェーン店の居酒屋も2店回るが、いずれも「今日は貸切り」と断られた。Naoが参加したサッカー大会の影響で、どの店も賑わっているようだ。紆余曲折があり、繁華街から外れた場所にあるネパールカレー兼多国籍料理の店へ。トマトベースのカレー、マルゲリータのピザ、ラムステーキなどを注文し、どのドラマが面白いか、などを話ながら美味しく食べる。