2021年12月31日金曜日

2021年

振り返る暇もないぐらい、一年が過ぎていく。コロナ禍でお正月を自宅で過ごし、遠出することがない日々が続いた。耕運機を購入して畑仕事の時間が増え、キュウリやオクラが豊作だった。夏休みには知床にでかけて世界遺産を見学。チビたちも成長し、家にいるとそれぞれに時間を過ごすが、旅先だと時間を空間を共有することができる。

8月に大型テレビを買ったのが運の尽き。動画配信サービスのネットフリックスで、韓国ドラマの恐ろしさを痛感した。CMを挟まず、一本が70〜90分あるので、骨太で伏線のたくさん張られ、ストーリーや人物を深く掘り下げた作品が多い。政治問題や社会問題を正面から取り扱うことも多く、見ごたえがある。いかんせん、ドラマの中で広告商品が多く登場するので、ついつい焼酎や韓国料理に食指が動いてしまう。2021年の後半は、韓流で過ぎていった。

大晦日。3年ぶりにおじいちゃん、おばあちゃんの家で年越しをする。ちなみに2年前の年越しは韓国だった。荒天で高速道路は通行止め。大渋滞を避けて回り道をし、昼過ぎに家を出て、夕方前におばあちゃんの家へ。夕食はハンバーグと、サムギョプサル。紅白を見たあと、チビたち二人で隣の神社へ初詣にでかけていた。それぞれ何を願ったのだろうか。健康で幸せであれば十分だが、感染症のワクチンを接種しなければ安心して過ごしていけない時代に、暗澹たる思いを抱く年だった。

2021年12月25日土曜日

シュラスコ

クリスマス。今年は祖母の葬儀などがあり、イブの日に予約していた町内のカレー店で予約していたチキンはキャンセルし、隣町のケーキ店で予約していたケーキも引き取りの日を一日ずらしてもらった。クリスマスの日には隣町のブラジル料理、シュラスコの店を予約していた。夕方、講習終わりのMakoを学校まで迎えに行き、ケーキ店に寄ってクリスマスケーキを受け取り、シュラスコの店へ。

食べ放題のコースしかなく、席に座るとすぐにコースが案内され、サラダなどをサーブしに行く。しばらくすると、剣に刺した牛肉が登場、そぎ切りしていく肉をトングで剥がしながら人数分切っていく。ソースも4種類あり、どれも本格的な味付けで、最初のうちは余裕で食べすすめたが、チキン、豚バラ、ソーセージ、ローストビーフと次々と肉が提供されていく。次第にお腹いっぱいになっていき、最初にNaoの手が止まる。とりあえずは全種類を食べてみたいと思っていたが、サーブしに来る店員の足音が恐怖に感じてきた。お皿にお肉が残っていても、次の新しい肉が提供されていくので、4人分を2人分に減らしてもらい、とりあえず全種類食べたと勝手に思いながら席を立つ。大満足だったがお腹が苦しい。結局一番食べていたのはMakoだった。

2021年12月24日金曜日

祖母

96歳、丑年生まれの祖母が永眠した。3年前にサ高住に入居し、コロナ禍でお見舞いに行くことも制限されていた中、固形物が食べられなくなり「そろそろ厳しい」との連絡を受けて2周間前にお見舞いに行った。その時は調子が良くて、うつらうつらしながらも意識はあり、それなりの会話も交わすことができた。かつて暮らしていた頃の家の様子や、貯金通帳の場所、赤いハンカチことなど、忘れられないことを懐かしく話しているようだった。お昼どきだったので、ご飯を食べに出ることを伝えると、「美味しいものを食べておいで」とも言ってくれた。細い呼吸で口が乾くと困るので、近くの家電量販店で加湿器を買い、部屋に設置した。

1周間前にお見舞いに行った際は、会話を交わすことも言葉を聞き取ることもできず、手を握ると小さく握り返してくれるだけになっていた。1回握ると1回握り返し、3回握ると3回握り返してくれた。それから3日後の12月21日、子どもたちに見守れれながら、眠るように安らかに息を引き取った。

同じ干支なので、私が生まれたときは48歳だった祖母。いつも若々しく、小さな頃は一緒に水泳に行ったりもした。新しいものが好きで、祖母の家にはいつも最新の家電がそろっていた。リモコンテレビ、オーブン、電子レンジやシャワー付きトイレにはじめて触れたのも祖母の家だった。風邪一つひいたことがなく、サ高住に入居前は一人で暮らして身の回りのことをこなしていた。

子どもや孫、ひ孫たちに囲まれ、祖母の通夜と葬儀が行われた。昔の写真やビデオで笑い合いながら、祖母を偲んだ。楽しかった思い出と悲しみに浸りながら、人の生と死について考える。祖母の遺骨は火葬場で焼かれ、骨壷に納められたが、いなくなったという気はしない。ソフトクリームが大好きだった祖父と、背中を丸まえて草取りをする祖母の姿、懐かしいおじいちゃんとおばあちゃんの家、少しカビ臭い布団の匂い、一緒にでかけた百餅祭り、ラジオ体操で訪れた公園、連れて行ってもらったラーメン店や焼肉屋・・・
それらの歴史を紡いだ線の上に、父や母、自分や妻、子どもたちが過ごしている。そのことを大切に感じて、日々を過ごして行こう。

おばあちゃんありがとう。

2021年12月4日土曜日

トイレ

金曜の夜、Naoは勉強に集中するために、一人JRに乗っておじいちゃんの家へ向かう。週末に勉強を行うという意気込みはよいが、平日にはまるで勉強していないので、主体的な取り組みと言えるのかは微妙だ。

午前中、1階トイレのリフォームが行われる予定だったので掃除をして待機している。予定よりも30分早く業者がやってきて、素早く故障した便器を取り外し、配管の工事に入った。ところが、トイレの下水管が通常のものよりも厚みのあるタイプを使用していたらしく、新しい便器との接続がうまく行かないと言ってきた。「今日は土曜日だから、設備会社は休みのところが多く、手に入るかわからない」とのこと。結局、昼過ぎにリフォーム会社の営業の人が、隣町から手に入れて運んできてくれた。配管がつながると、すぐに新しい便器は取り付けられた。新しい便器は、タンクレスだった以前のものと比べ、見た目のランクは落ちてしまうが、便器の蓋も自動で開閉されるタイプとなり、タンクありのタイプなので、停電時でも便器横の紐を引くと水が流れるようになった。

昼前にお友達とのショッピングにでかけたMakoは夕方に戻ってきた。今週末の夕食は韓流フェアと決めており、昨夜は豚バラの塊を買ってきてサムギョッサルを食べた。今夜はユッケジャンをつくる。いつもは辛くしてスンドゥブにすることが多いが、ユッケジャンの方が食べやすく、うどんやご飯を入れることができるので、レパートリーが増えた。韓国焼酎と一緒に食べると、格別である。